fc2ブログ

「人獣共通感染症」とは動物からヒトに感染する感染症のこと。逆のパターンもあり。

人獣共通感染症とは動物からヒトに感染する感染症のことで、日本国内ではねこから人に移る病気を7年間で14人が発病。
このうち6人が死亡していたとのことです。


2009年、ねこからヒトに感染する新たな感染症が国内で確認されました。

原因はコリネバクテリウム・ウルセランスという細菌。

感染の疑いのある人の診察により、野良ネコから感染したことが分かったそうです。


さらに、2010年にはねこや犬の口の中にいる細菌 カプノサイトファーガ・カニモルサス による感染症が明らかに。


もともと人獣共通感染症は、健康な人では症状が出ないことが多く、持病のある人や、抵抗力が弱い高齢者や子供で重症化しやすいもの。
人の高齢化が進み発症率が高まっているのでしょうか。


ただし感染の危険は、猫に口移しで食べ物を与えたりするなど、過剰な接触をした場合に限られるとのことです。

厚生労働省が推奨している感染症の予防法

①キスや口移しは控える
②傷はすぐに水で洗って消毒
③ねこの爪をこまめに切る


動物病院イラスト
<ねこからヒトに移るおもな感染症と症状>

【細菌】

●パスツレラ症
  かみ傷・引っかき傷が赤くはれて痛む
  呼吸器障害や髄膜炎、敗血症などで死亡した例も

●ねこひっかき病
  リンパ節の腫れ・発熱など

●カプノサイトファーガ感染症
  発熱・倦怠感・腹痛・頭痛・吐き気・髄膜炎・敗血症など
  抗生物質での治療が可能

●コリネバクテリウム・ウルセランス症
  発熱・けいれん・高熱など


【真菌】

●皮膚糸状菌症
 毛髪の脱毛・かゆみ・湿疹など


【寄生虫】

●イヌ・ネコ回虫
  発熱・視力障害・肝臓の腫れなど



ところで2009年にアメリカの獣医師会は、13歳のネコが人から感染した新型インフルエンザに感染したのを、世界で初めて確認したと発表しました。
これまで人のインフルエンザに関しては、猫にうつることは無いと考えられていました。


しかし人から感染した猫が現れたことにより、新型インフルエンザのようにウィルスが突然変異した場合に限り、人から猫にもうつることが分かったのです。


家族が新型インフルエンザに感染したときは、万一にそなえ猫を近づけない方が安全ですね!

人間は治療できる病気でも、動物は耐えられないかもしれない。




にほんブログ村

-PR-

関連記事
スポンサーサイト



Comments 0

Leave a reply